前年度の活動

劇団ケッペキでは、毎年5~9回程度の公演を行っており、その内容や規模は様々です。

ここでは、2017年度に行われた7つの本公演と2つのユニット公演を紹介します。

新入生歓迎公演『鈍獣』

作・宮藤官九郎 演出・高矢航志

失踪中のある小説家と、彼を取り巻く超個性的な面々の衝撃の関係、独特な人間性や複数の時系列といったものを、回生が1年間積み上げた、劇団ケッペキのノウハウをフル活用して表現した、ケッペキ史上最高のエンターテイメント性あふれる公演。


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7月公演『宮本武蔵』

作・前田司郎 演出・佐藤宏亮

最強の剣豪としての「宮本武蔵」ではなく、1人の人間としての「宮本武蔵」の感情も、臆病さがあったのではないのか、今の我々にもそういう部分があるのではないか、そんなことを表現しようとした、新歓公演とはまた違うテイストの公演。

新2回生が入団して最初に参加した公演でした。


ぼくらの夏公演『癖』

作・渡邊雅廣 演出・渡邊雅廣

ある家族の物語。

時が経つにつれてさまざまな悩みを抱え、バラバラになっていく家族と、それに悩まされる少女、廣。

廣は生まれつき足に障害をもっていて、やりたかったバスケもやめざるをえなくなり、友達とはどこかぎこちない。

自分の居場所が無い。

誰しもの心に潜む鬱屈を生々しいほどにクローズアップした作品。

10月公演『わが闇』

作・ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演出・有働岬

ひと夏まるごとかけて作り上げた、3時間に及ぶ大作。

すべての回生の力が忌憚なく注がれている。

同時期に行われた「癖」と同様にある家族の物語。

登場人物全員が闇を持ちながら、けれども、手探りながらも生きていく。

そんな実はどこにでもあるような人々を描いた作品。

開窓する創作公演『越窓』(えっそう)

作・松田京子 演出・松田京子

「癖」と同じく、演出が脚本を書いた自作演劇です。

ひとりの女の子の悩みや葛藤を、日常生活の中でより自然に、より効果的に見せるため、役者もスタッフも総出で演出と何度も話し合いを重ねました。



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12月公演『わが星』

作・柴幸男 演出・久野泰輝

音楽と現代口語劇との融合、《演劇×ラップ》作品の集大成である本脚本は、円形舞台や、公演終了後のアフタートークなど、様々な部署が様々な取り組みを行った作品。

本作品の冒頭は劇団Twitterにあるので、語るより見るが易し。是非ともご覧あれ!


新人公演『ドライブインカリフォルニア』

作・松尾スズキ 演出・江尻智森

カリフォルニアという名のドライブインをもとに繰り広げられる、ちぐはぐで不幸な人間の営みを描いた、笑いあり、涙ありの作品。

新2回生が1年間培ってきた総力を結集させ、度重なる困難を乗り越え、爆発させた公演でした。

ユニット企画 冬の京都ツアー公演『すきとおる冒瀆』

作・高矢航志 演出・河合俊薫

「ツアー公演」と銘打たれているとおり、ケッペキが普段使う小屋(会場)ではなく、京都市内の様々な小屋で、同じ演目を上演してみよう、という試みのもと行われた公演。

脚本には劇団団員の自作脚本を用いており、公演時期に合わせてクリスマスをテーマにした作品でした。

新しい春を迎えるための卒業ユニット公演『回転人魚 あなたのお名前なんてーの?』

作・野田秀樹 演出・玉井秀和

当時の4回生の卒業公演です。

最強の稽古場と呼ばれた4回生と最強のスタッフと呼ばれた3回生が全力を出したこの公演は、圧巻のクオリティでした。

ツタンカーメンを巡って過去と現在が行き来する、言葉遊びたっぷりの芝居です。


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